スーパーでお砂糖を1つ買うときにも、今は種類が多いですよね。原料や精製の違いもありますが、一番安いのは上白糖や三温糖。
少し茶色のきび砂糖はミネラルなどが豊富というのは知っていましたが、ちょっと気になったので調べてみました。
上白糖・三温糖・きび砂糖の違い
●上白糖
原料糖を糖分98%前後まで不純物を排除し精製したもの。
●三温糖
原料糖を上白糖やグラニュー糖を精製したあとに、さらに加熱して薄茶色になる。糖度は上白糖より低い。
●きび砂糖
サトウキビを絞った砂糖液を煮詰めて作る。上2つに比べてミネラルが豊富に残っている。
●甜菜(てんさい)糖
砂糖大根と呼ばれる野菜が原料の砂糖。主に北海道で栽培されていてオリゴ糖が豊富。
原料糖とは?
上白糖や三温糖をつくるときに使う原料糖とは、サトウキビから作られます。
サトウキビは、収穫すると直ぐに品質が落ちてしまうので、畑の近くにある製糖工場へ運ばれて、サトウキビの搾り汁を煮詰めて不純物を取り除き、遠心分離機にかけて蜜分を分けて結晶状態(原料糖・粗糖)にします。
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最後に・・・
栄養面だけ見れば「きび砂糖」や「てんさい糖」がよさそうですが、お菓子つくりなどは雑味のない上白糖が向いているようですね。
どのお砂糖も煮物などに使えますから、あとは好みでしょうか。
一番ショ糖の純度が高いのがグラニュー糖らしいですが、特定のお菓子作りぐらいにしか使いませんね。しかし、世界で一番使われているお砂糖はグラニュー糖のようですよ!