ハイドロキノンの美白効果と副作用
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ハイドロキノンには、シワやシミの原因になる事で有名な「メラニン色素」を作る酵素「チロシナーゼ」の活動を抑え、メラニン色素を減らす作用がありますので、今では美白成分の代表的成分となりました。
このハイドロキノンをシミが気になる部分に塗ると、徐々にシミが薄くなるなどの効果が期待できます。
肌の漂白剤「ハイドロキノン」
以前は、お肌のシワやシミ対策には「ビタミンC」を飲んだり、ビタミンC入りのスキンケア用品を使うのが一般的でした。
しかし、ビタミンCはメラニン色素が作られる事を予防する事はできるのですが、既にあるメラニン色素に対してはあまり効果がありません。
一方ハイドロキノンは、既にシミの原因として発生しているメラニン色素に対し、メラニン色素を除去する働きがあります。肌の漂白剤と言われるほど効果の高い成分なのです。
ハイドロキノンの副作用
ハイドロキノンは強力な美白効果で知られていますが、その強力さゆえに約20年ほど前までは、化粧品やスキンケア用品への配合は禁止されていました。
お肌のかぶれや赤み
まず、最も多い事例が「アレルギー反応」と「かぶれ」です。お肌が弱い人(敏感肌)の人は当然ですが、普段、他の化粧品やスキンケア用品を使っても何も肌トラブルになった事がないという人でも、ハイドロキノンを使ったらかぶれたという人もいるのです。
白斑点
また、塗った部分だけ異常に白くなる「白斑点」という症状がでたという例もあります。
トライアルセットを使うことが大事
これは、ハイドロキノンの配合濃度などにもよるのですが、配合割合が高く、ハイドロキノンが濃い製品の場合、美白効果が高い半面、このような副作用に見舞われる事もあるのです。
一般的の化粧品などはハイドロキノンの配合割合は2%以下で、厚生労働省も2%以下の配合という事で推奨しています。
大手化粧品メーカーなどはこの2%という割合を守っている企業が殆どなのですが、気をつけなくてはいけないのが、インターネット通販で化粧品を販売しているメーカーや、海外の化粧品です。
まずはお試しセットなどで、目立たない場所で試してから使いましょう。
ハイドロキノンまとめ
体の中からの予防はビタミンCで、シミが気になりだしたらハイドロキノンを使ってみるというのもいいですね。
しかし、ハイドロキノンはお肌を白くキレイにする強力な効果がある半面、副作用もある成分です。美白効果を期待して、ハイドロキノン配合のスキンケア用品を購入するときは、しっかりハイドロキノンのデメリット(副作用)も理解しておく必要があります。