アンチエイジング用のクリームの新成分として注目されているのが、京都大学化学研究所と大阪市立大学大学院生活科学研究所の共同研究で発見されたナールスゲンという成分です。
ナールスゲンとは?
この物質はコラーゲンの生成を促進する成分で、これによって従来のコラーゲン配合の製品よりも体に吸収されるコラーゲンの量を増やすことができます。コラーゲンはスッポンや鶏肉を使った料理を食べることで摂取したり、配合している化粧品を肌の表面に塗ることが一般的ですが、真皮のコラーゲン生産のためにはビタミンCやレチノールなどの栄養分を摂取する必要があります。
ナールスゲンという物質はコラーゲン生産の活性化を促す物質なので、真皮のコラーゲン生産を増加させます。
ナールスゲンとセラミドでふっくらツヤ肌
アンチエイジングのために必要な成分はコラーゲンや水分保湿成分などですが、保湿成分のセラミドが減少することによって、肌の角質が乾燥しやすくなります。これを防ぐためにアンチエイジングクリームのほとんどには保湿成分としてセラミドが配合されています。
ナールスゲンで肌に弾力性や張りが出てきて、セラミドで乾燥を防ぎ肌にツヤ♪どんどん新しい成分が世に出てくるのは、女性にとっては嬉しいですね。
ナールスゲン配合の化粧水や手軽に使えるミストなどもすでに発売されていますから、この先試す機会があれば使ってみたいと思います。