便秘対策には水分も欠かせませんが、スムーズに出すなら食物繊維は重要。食物繊維にも水溶性と不溶性がありますが、役割が違いますのでどちらも大切です。
●水溶性食物繊維
ネバネバ食材や海藻類の他にも野菜や果物にも含まれています。その名の通り水に溶けやすい食物繊維で水分保持力に優れています。糖分の吸収をゆるやかにする効果もあります。
●不溶性食物繊維
こちらも名前の通り水に溶けにくい繊維のこと。繊維質の多い野菜、例えばゴボウや豆類に多くふくまれています。もちろんほとんどの野菜は繊維質がありますよね。便のカサを増して排便を促進してくれる効果があります。
理想の割合は1:2
水溶性食物繊維1に対して不溶性食物繊維2が理想の割合!オクラやゴボウなどは水溶性も不溶性も含まれていますが、全体のバランスを考えて食事をすることが大事。
とは言っても難しい
便秘体質の人じゃなくても野菜は意識して食べるようにしていると思います。それが便秘に悩んでいる人はちょっとやそっとの量では効果が薄いことも・・・。私は水溶性食物繊維の難消化性デキストリンと、両方を兼ね備えたサイリウムは常備しています。
●難消化性デキストリン
難消化性という名前の通り、水溶性でありながら消化されずに排出されやすい食物繊維です。よく売られているのは小麦由来のものと、とうもろこし由来のものが多いですね。私はとうもろこし由来のものを愛用中!
●サイリウム
オオバコ種子を粉砕したもので保水性・膨張性に優れている食物繊維。水溶性と不溶性どちらも含まれています。パウダーや粉末などもよく販売されていますが、持ち歩きやすいカプセルを愛用中!!
難消化性デキストリンやサイリウムの飲み方
サイリウムは膨張性に優れているので、食前の空腹時にたっぷりの水と一緒に摂ることで暴飲暴食を防ぐことができ、ダイエットにも効果的。難消化性デキストリンはゲル状になって糖の吸収を遅らせるので、食事のときに何かに溶かして一緒に摂るのが効果的です。
たくさん摂ればいいものじゃない
便秘だからと言ってたくさん摂りすぎると下痢になったり、逆に便秘を悪化させる可能性があります。使用量を確認してまずは最低ラインから試してみましょう。2、3日もすれば自分の最適量がわかります。やっぱり朝にスッキリ出るのって気持ちいいですよね(*´ω`*)