今年はじめて栽培してみた菊芋。キク科の植物で水溶性食物繊維である「イヌリン」を多く含んでいますので、便秘解消にも最高です!
菊芋の栄養素
スーパーフードとしてテレビや雑誌などで紹介されているように、イヌリンが50%以上と非常に高い含有率です。
その他にも亜鉛・カリウム・セレンやポリフェノールなども含まれています。
菊芋の効果・効能
豊富な水溶性食物繊維の働きで、糖の吸収を抑制し、血糖値の上昇を抑える働きがあるそうです。
便秘解消に役立つため、腸内環境を整える効果も!!
メインの成分・イヌリンは糖類ですが、人体にはイヌリンを分解・吸収させる酵素がないそうです。そのため、体には吸収されず、ほとんど排出されてしまうそうです。ダイエット食としてもオススメですね。
菊芋の味や食べ方は?
見た目は生姜、味はごぼうに似ていますね。食感は生だとシャキシャキしていて、煮るとほろほろに柔らかくなります。意外に早く柔らかくなるので注意!
生食なら、そのままサラダや浅漬けでも美味しいです。炒め物・煮物どちらも美味しいですから、なんにでも使えます。気になる人は皮を剥けばいいですが、うちは泥だけ落として皮付きのまま食してます。
菊芋の栽培・保存方法
今年はGWに植えたのですが、あっという間に育ちました。名前のとおり9月ごろには黄色い菊のような花が咲きます。
そして背丈は2m近くになりますので、このあたりで支柱を付けました。土の栄養をとにかく吸収して育つので、連作には不向きのようですね。収穫は地上の茎や葉が枯れてからでOKです。
菊芋の唯一の欠点というべきものが保存が効きにくいということ。土に埋めておけば持つそうなので、氷点下になるまでは食べる分だけ掘るのが一番。
今回は倒れて枯れていた3本を掘ってみました。それだけでバケツ一杯!土付きのまま新聞紙でくるみ、冷蔵保存でも1週間ぐらいです。
最後に・・・
うちが植えている畑は、車で2時間ぐらいかかる山間部なので、なかなか食べるたびに掘ることはできません。本格的に寒くなる前に全部掘りだして、自宅のプランターにでも埋めるしかないですね。
ちなみに原産地がカナダだけあって、寒暖の差が大きいところで栽培したほうがイヌリンが豊富になるようです。