宮部さんの本は、ほとんど読み終わったと思っていましたが、「小暮写真館」を読んでいませんでした。
2013年にドラマ化もされているそうですが、日本のドラマをまったく見ない私は、ストーリーも知らないし新鮮です。
小暮写真館は700ページ超
722ページでした。内容は4部に分かれていますが、主人公は同じです。
・第1話 小暮写眞館
・第2話 世界の縁側
・第3話 カモメの名前
・第4話 鉄路の春
幽霊の話!?
実はこの本を読む前に「小暮写真館って幽霊の話だよね」と聞かされていたのですが、実際にはちょっと違っていました。確かに心霊写真を解明する!みたいにはじまるストーリーですが、中身は全然違うものでしたし・・・。
幽霊の話と言うより、外から見ただけではわからない人の心の内の思いを、心霊写真や幽霊騒動に絡ませて書かれているんですね。
しかし・・・
宮部みゆきさんの小説は大好きなのですが、なぜか「小暮写真館」にはハマれず・・・。面白くなってきたかなぁと感じたのは、第3話のカモメの名前あたりから。
722ページありますから、そこに至るまではちょっとダラダラでした。返却期限があるから急いで進めましたが、持ち本なら挫折していたかも・・・。いい話なんですけどね~。